使い方ガイド

事業所登録・職員登録 完全ガイド

GHShiftのシフト自動作成は、セットアップ時に登録する「事業所」と「職員」の情報をもとに動いています。特にこの2つの登録内容は、その後のシフト作成の精度を大きく左右する“要”の部分です。

このページでは、各画面のすべての項目について、何を入力するもので・どう使われるのかを一つずつ解説します。

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事業所登録画面の項目

「事業所登録」では、複数のグループホーム・通所介護など、法人が運営する各拠点の基本情報と、シフト作成の土台となるユニット・勤務時間を登録します。ここで登録した内容が、職員登録画面や実際のシフト作成画面に反映されます。

🏢 基本情報
項目入力例用途・ポイント
事業所記号必須G1, D1, C1 事業所を一意に識別する短い記号です。シフト画面のURL・左側の事業所一覧・職員一覧のグループ見出しなど、システム全体で「事業所を表す略称」として使われます。他の事業所と重複しないようにしてください。
事業所名必須〇〇認知症対応型共同生活介護 正式名称。印刷物や職員登録画面のプルダウンなど、記号ではなく名称で表示したい箇所に使われます。
種別必須G1 / G2 / D1 / D2 / C1 最も重要な設定です。種別によって自動生成ロジックが変わります。グループホーム系の種別は自動生成ロジック(早出・遅出・夜勤を含むフル生成)の対象になりますが、通所・居宅介護支援・福祉用具貸与などの種別は日勤中心の簡易パターンで生成されます。種別を変えるとシフトの組み方そのものが変わるため、実態に合わせて正しく選んでください。
管理者名施設長・管理者名 任意項目。記録用のメモとして保持されます(シフト生成のロジックには影響しません)。
表示カラーカラーピッカーで選択 事業所一覧・職員一覧・メインメニューのカード等で、その事業所を視覚的に見分けるための色です。種別を選ぶと自動でおすすめの色が設定されますが、後から自由に変更できます。
📞 連絡先情報
郵便番号・住所・電話番号・FAX番号・メールアドレス・備考。すべて任意項目で、事業所の基本台帳としての記録用です。シフトの自動生成や判定ロジックには使用されません。将来的に印刷物・書類作成機能を追加する際の基礎情報として登録しておくと役立ちます。
⚙ シフト設定
項目用途・ポイント
シフト自動生成の対象にする ONの事業所だけが「シフト自動生成」の対象になります。居宅介護支援・福祉用具貸与のように、そもそも交代制のシフトを組まない事業所はOFFにしておくことで、自動生成の対象から除外できます。
表示順 メインメニューや事業所一覧に並ぶ順番です。数字が小さいほど先に表示されます。
🏠 ユニット設定
1つの事業所の中で、実際に人員配置を分ける単位(ユニット)を登録します。最低1ユニットが必要です。
項目用途・ポイント
ユニット名例:「U1ユニット」「1階ユニット」など。職員登録の「所属ユニット」やシフト表の見出しに使われます。
定員グループホームでは入居者数、デイサービスでは利用定員として使います。人員配置の目安を確認する際の参考値です。
カラーシフト表・職員一覧上でユニットを色分けするための表示色です。
💡 職員は「所属ユニット」として必ずいずれか1つのユニットに紐づきます。ユニットを削除すると、そのユニットに所属する職員のシフト作成に影響するため注意してください。
🕐 勤務区分マスタ
早出・遅出・夜勤・日勤・明けなど、その事業所で実際に使う勤務時間帯を登録します。ここで登録した時刻が、職員登録画面の「勤務可能シフト」チェック欄の表示時間や、シフト表に表示される時間として使われます。
項目用途・ポイント
区分早・遅・夜・日・明の5種類から選択します(勤務種別コード)。
区分名(表示)画面上に表示する名称です(例:「早出」「日勤A」など、事業所ごとに呼び方を変えられます)。
開始時刻・終了時刻実際の勤務時間帯です。ここを登録しておくと、職員登録画面のチェックボックスにも実時間が自動表示されます(例:「早出(7:00-16:00)」)。未登録の場合はシステム標準の時間が仮表示されます。
休憩(分)休憩時間(分単位)。実働時間の自動計算に使われます。
実働時間開始〜終了〜休憩から自動計算される表示専用の値です(入力不要)。
💡 事業所ごとに勤務時間が異なる場合(例:G1は早出7:00〜、G2は早出7:30〜)も、この画面で事業所単位に個別設定できます。
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職員登録画面の項目

「職員登録」では、一人ひとりの勤務条件・希望・権限を登録します。この情報が細かいほど、シフト自動生成の精度が上がり、手直しの手間が減ります。項目数は多いですが、まずは基本情報と勤務可能シフトだけ登録し、必要に応じて他の項目を追加していく進め方でも問題ありません。

👤 基本情報
項目入力例用途・ポイント
氏名必須山田 太郎職員一覧・シフト表に表示される名前です。
役職・職種介護福祉士 等任意の記録用テキストです。シフト生成には影響しません。
雇用形態必須正社員/パート/派遣職員一覧のアイコン表示(正・パ・派)に反映されます。パート・派遣の職員は、下記の「シフト希望回数」で希望回数を設定することが多くなります。
所属事業所必須G1 等選択すると、下の「所属ユニット」の候補がその事業所のユニットに絞り込まれます。
所属ユニット必須U1ユニット 等基本的な配属先です。スキルマトリクスにおいて、このユニットは自動的に「◎ 単独対応可」として登録されます。
就業開始日日付記録用。必須ではありません。
退職日日付入力すると自動的に「退職者」として扱われ、以後のシフト作成対象から除外されます(過去の履歴データは保持されます)。
月間就業日数上限21(初期値)1か月に勤務できる日数の上限です。目安:正社員21日、パート15日など。自動生成はこの日数を超えないように割り当てます。
※扶養範囲内で働くパート等、月によって上限が変動する方は、月初にこの数値を毎回見直して更新してください。
月間夜勤希望回数0(初期値)1か月に希望する夜勤の回数です。「0」の場合はシステムが自動的に妥当な回数を計算します。夜勤専従の職員は、希望する回数(例:10回)を直接入力します。下部の「📊シフト希望回数」の夜勤欄と連動する項目です。違いはQ&Aで詳しく解説しています。
備考自由記述特記事項の記録用です。
📋 勤務可能シフト
その職員が対応できる勤務種別にチェックを入れます。チェックした種別だけが自動生成の割り当て候補になります。チェックがない種別は、その職員には割り当てられません。
項目用途・ポイント
日勤/早出/遅出初期状態でチェック済みです。対応できない場合は外してください。
夜勤夜勤に対応できる職員のみチェックします。
夜勤専従「夜勤」にチェックした場合のみ選択可能になります。チェックすると、日勤・早出・遅出は自動生成の対象外になり、夜勤のみが割り当てられるようになります。
💡 ここは「対応できるかどうか(Yes/No)」の設定です。「月に何回入りたいか」という回数の希望は、次の「📊シフト希望回数」で設定します。この2つの違いはQ&Aで解説しています。
📊 シフト希望回数主にパート・派遣・夜勤専従向け
早出・遅出・夜勤それぞれについて、1か月に入りたい(または入ってほしい)回数を数値で設定します。
項目用途・ポイント
希望回数/月0の場合は「設定なし」として扱われ、自動生成ロジックの標準判断に任されます。数値を入れると、自動生成時にその回数へできるだけ近づけるように調整されます。
上限チェックすると「希望」ではなく「絶対に超えてはいけない上限」として扱われます。例えば夜勤を月4回までに制限したい場合に使います。チェックしない場合は、あくまで目標値(達成できないこともある)として扱われます。
💡 夜勤の希望回数欄は、基本情報の「月間夜勤希望回数」と自動的に連動します(画面を開き直すと同じ値が両方に表示されます)。2つの項目の使い分けはQ&Aで解説しています。
📅 曜日固定設定
毎週決まった曜日に決まったシフトで勤務する職員向けの設定です。月〜日の各曜日について、固定したいシフト種別(早・遅・日・夜、または「固定なし」)を選びます。設定した内容は「希望日入力」画面に自動で反映されます。
💡 「毎週水曜は早出」のように曜日単位でパターンを固定したい場合はこちら、「月に何回夜勤に入るか」のように月合計の回数だけを指定したい場合は「📊シフト希望回数」を使う、という使い分けです。
🔄 ヘルプ登録
チェックすると、この職員が「ヘルプ候補(人員不足時に応援に入れる職員)」として一覧に表示されるようになります。複数ユニット・複数事業所にまたがって応援できる職員に設定しておくと、急な欠員時の調整がしやすくなります。あわせて下部の「🎓配置可能ユニット」で、応援に入れる先のユニットを登録しておくことをおすすめします。
✅ シフト責任者設定
チェックすると、「承認・確定・公開」画面でシフトの承認操作ができるようになります。各ユニット・事業所でシフトの最終確認を担う職員(リーダー・管理者など)に設定してください。
🔐 ログイン設定
その職員自身がGHShiftにログインできるようにするための設定です。すべて任意項目で、空欄のままにするとログインできない(管理側のみが操作する)職員として扱われます。
項目用途・ポイント
ロールstaff(一般)/leader(シフト責任者)/admin(管理者)など。画面上のボタン表示や操作できる範囲を制御します。権限の内容自体は「設定」画面でさらに細かく調整できます。
ログインID例:yamada.taro。空欄の場合はログイン不可になります。
パスワード新規登録時、または変更したいときのみ入力します。編集時に空欄のままにすると、既存のパスワードは変更されません。
🎓 配置可能ユニット(スキルマトリクス)
自分の所属ユニット以外にも対応できる場合、そのユニットと対応レベルを登録できます。ヘルプ対応や複数ユニット兼務がある職員で特に役立ちます。
レベル意味
◎ 単独対応可サポートなしで一人で対応できます。
△ 条件付き他の職員のサポートがあれば対応できます。
× 不可対応できません(一覧からは削除できます)。
💡 所属ユニットは自動的に「◎」として登録されるため、ここで追加登録するのは「応援で入れる他のユニット・他の事業所」だけで構いません。
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迷いやすい項目の違い(Q&A)

職員登録の項目には、名前が似ていて役割が分かりにくいものがいくつかあります。よく質問される3つのポイントを整理しました。

「月間夜勤希望回数」と「シフト希望回数」の夜勤欄は何が違うの?
どちらも最終的には同じ「1か月に何回夜勤に入るか」という数値を扱っており、画面を開き直すと自動的に同じ値が表示されるようになっています。ただし入力できる場所と細かさが異なります。
月間夜勤希望回数(基本情報)シフト希望回数の「夜」欄
入力できる項目夜勤の回数のみ早出・遅出・夜勤の3種類すべて
「絶対上限」の指定できない(あくまで目安・自動計算のヒント)「上限」チェックで、超過を防ぐ絶対条件にできる
向いている使い方ざっくり「夜勤だけ」希望回数を伝えたいとき早出・遅出も含めて細かく希望を管理したいとき、または夜勤回数を絶対に超えさせたくないとき

まとめ:夜勤専従など「夜勤の回数だけ」を伝えたい場合は基本情報の欄に直接入力するだけで十分です。早出・遅出も含めて希望を管理したい場合や、「月4回まで」のように上限を厳守させたい場合は、シフト希望回数の表を使ってください。

「勤務可能シフト」と「シフト希望回数」は何が違うの?
「勤務可能シフト」はYes/No(対応できるかどうか)の設定、「シフト希望回数」は回数(何回入りたいか)の設定です。役割がまったく異なります。
勤務可能シフトシフト希望回数
扱う内容その勤務種別に「対応できるか」のチェックその勤務種別に「月何回入りたいか」の数値
チェック/未入力の場合チェックなし=その種別には一切割り当てられない0(未入力)=希望なし。自動生成の標準判断に任される
例「夜勤はできないのでチェックを外す」「夜勤は月8回入りたい」

まとめ:まず「勤務可能シフト」で対応できる種別を選び、そのうえで回数に希望がある場合だけ「シフト希望回数」を追加で設定する、という順番で使います。

「曜日固定設定」と「シフト希望回数」は何が違うの?
「曜日固定設定」は曜日ごとのパターン(何曜日に何のシフトか)、「シフト希望回数」は月合計の回数(月に何回か)を指定するものです。
曜日固定設定シフト希望回数
単位曜日(月・火・水…)1か月の合計回数
向いている例「毎週月曜は必ず早出」のような固定勤務パターンがある職員「夜勤は月に6回くらい」のように曜日を問わず回数だけ決めたい職員

まとめ:曜日の縛りがある職員には「曜日固定設定」、曜日は問わず月の回数だけ希望がある職員には「シフト希望回数」を使ってください。両方併用することもできます。